💡 ファネル探索レポートとは?
GA4のファネル探索レポート(Funnel Exploration)は、サイトやアプリ内でのユーザーの特定のジャーニーや経路をカスタマイズして可視化できる強力な分析手法です。この機能は、マーケティングコンテンツページから商品・サービスページへの導線成果など、サイト内トラフィックのコンバージョンフローをトラッキングするのに特に適しています。
✨ なぜサイト内トラフィック分析にとって重要なのか?
ユーザージャーニーの可視化: 複雑なサイト閲覧行動を明確に定義されたステップに分解し、ユーザーがあるキーページから別のキーページへ移動する比率をはっきりと確認できます。
サイト内導線の最適化: 各ステップの離脱率を分析することで、ユーザーが最もよくジャーニーを中断する箇所を特定でき、サイト構成やコピー、導線を改善できます。
サブドメイン成果のトラッキング: GA4はサブドメイン(blog.website.comなど)を主ドメイン(www.website.com)と同一のドメインとして扱うため、UTMトラッキングには適していません。ファネル探索レポートは、サブドメインから主サイトへの導線成果をトラッキングする最適なツールです。
⚠️ サイト内トラッキングの2大原則
UTMは外部サイトのトラッキング専用: 同一ドメイン内(主ドメインとサブドメインを含む)のページで内部トラフィックをトラッキングするためにUTMパラメータを使用することは絶対に避けてください。トラフィック来源データが汚染されます。
GA4トラッキングコードを統一: 主ドメインとすべてのサブドメインが同一のGA4/測定IDを使用していることを確認してください。これにより、トラフィックの全体像を完全に把握し、ファネルレポートを使ってサブドメインをまたいだトラッキングが行えます。
Google Analytics 4(GA4)|ファネル探索レポート設定ガイド
本ガイドでは、GA4ファネル探索レポートを使って、特定のサブドメインやサイト内のページグループから他のコンバージョンページへのトラフィック成果をトラッキングする方法をご案内します。
Step 1: GA4探索レポートを作成する
GA4管理画面にログインしてください。
左側のナビゲーションで「探索」(Explore)をクリックしてください。
「空白のレポート」をクリックして、新しい探索レポートの作成を始めてください。
左側の「手法」のプルダウンメニューから「ファネル探索」(Funnel Exploration)を選択してください。
Step 2: ファネルの最初のスタートステップを定義する
右側の「ステップ」をクリックして編集画面に入り、ユーザージャーニーの起点を設定してください。
「ステップ1」をクリックし、名称を入力してください(例:サブドメインコンテンツページ)。
スタート条件1を設定: 【イベント】>session_startを選択します。これはユーザーがサイトに訪れたことをジャーニーの起点として表します。
スタート条件2を設定: 「条件を追加」をクリックし、【ページの場所(Page location)】を選択してください。
条件欄に、トラッキングしたい開始ページのパスやサブドメイン名を入力してください:
特定のパスをトラッキング: /howto/ と入力してください(howtoコンテンツページから始まるトラフィックを見たい場合)。
特定のサブドメインをトラッキング: event.website.com と入力してください(特定のサブドメインから始まるトラフィックを見たい場合)。
Step 3: ファネルの2つ目の導線ステップを定義する
Step 1のページからユーザーが導かれる目標ページを追加・定義してください。
「ステップを追加」(Add Step)をクリックし、ステップ名を入力してください(例:サービス・商品ページ)。
導線条件を設定: 【ページの場所(Page location)】を選択してください。
条件欄に、トラッキングしたい目標ページのURLやパスを入力してください:
公式サイトのページをトラッキング: /tw/ と入力してください(サービスページへの導線トラフィックを見たい場合)。
特定のドメインをトラッキング: www.website.com と入力してください(主ドメインへの導線トラフィックを見たい場合)。
Step 4: レポートを保存して応用する
ステップの設定が完了したら、「ステップを保存」をクリックしてレポートに戻ってください。
GA4が、Step 1からStep 2へのユーザーの流れとデータ、離脱率を自動的に計算・可視化します。
応用:
さらにステップ(登録、購入などのコンバージョンイベント)を追加し、より完全なマーケティングコンバージョンフローをトラッキングすることもできます。
左側の「セグメント」(Segments)をクリックし、session_startイベントに条件を追加することもできます。例えば、トラフィックの参照元(Traffic source)をGoogle Searchに絞り込み、SEO経由でページに入った後の導線成果を確認できます。
